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毎日の生活を豊かに

すいませんじゃなくて、ありがとうとちゃんと言える人になりたい

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生きていくには誰かしらと毎日関わらないと生きていけない。

そうすると、人に感謝する場面が必ずある。

そこでつい言ってしまうのが、「すいません」だ。

なにかしてもらうとついつい口をついてでてくるのは

決まって「すいません」。

確かにそのすいませんには「感謝」の意味も含まれているかもしれない。

でも「ありがとう」はやっぱり特別な言葉だ。

ここで使う「すいません」が後ろ向きであるのに対して、

「ありがとう」はとても前向きでポジティブだ。

それになにか「すいません」という言葉を口走った僕は、

どこか卑屈で縮こまっているように感じられる。

 

僕は言霊の力を信じている。

ありがとう、愛してる、など特別な力を持っている言葉はあると思う。

言葉には確かに力がある。

僕が放った一言で、救われる人もいれば、死んでしまう人もいる。

だから言葉は丁寧に慎重に扱う必要がある。

僕らはどんな言葉も無造作に扱いがちだ。

若い世代の人々が使う流行りの言葉、僕らは無意識にそれを選び、

なんの違和感もなく使う。

その言葉にはどんな意味があって、平然と使ってもよいものなのかどうなのか

考えることもない。

ただ、言いやすいフレーズだからとか、いいニュアンスだからとか

理由はいろいろだけど、軽々しく扱って良いものとそうでないものがある。

だから、僕らはもう一度自分からでていく言葉を見直す必要がある。

言葉は僕自身だ。この文章も僕にしかかけない。

だから、僕がどんな人間であって、どのようなことを大切にしているのか

言葉は教えてくれる。

 

意識して言葉を使うことは大切だ。

ありがとう、愛してる、伝えられる人がいるのならば使わなければならない。

本当は自分の感じてる感情そのものを相手に伝えたい。

でも、そうすることはテレパシーかなんかが使えないとできない。

だから言葉を使う。自分の感情に一番近いものを使う。

 

「すいません」じゃなくて「ありがとう」

日本人であるからすいませんということが多いんだってのはみんな同じ。

でも、意識してありがとうと言ってみる。

僕は感謝されるとうれしい。

すいませんよりもありがとうと言われる方がうれしい。

だから意識して「ありがとう」という言葉を使うようにしたい。

ありがとうの魔法が誰かに届くように。