「蛍ってケツが光るゴキブリやん」などと決して言ってはいけない
どうも、そろそろ本格的に梅雨ですね。
この時期の風物詩というと、梅雨から初夏にかけて蛍が見られますよね。
地域によっては、ほたる祭りみたいな、蛍を主役にしたお祭りがある所なんかもあります。
でも、蛍鑑賞の際に決して言ってはいけないことがあります、それは、
「蛍ってケツが光るゴキブリやん!」
ということです。
蛍ってケツが光るゴキブリやん
僕も例にもれず、この時期には蛍鑑賞と銘打って蛍の名地に赴いたことがあります。
で、まあ学生ノリなんで何人も連れだって行くじゃないですか。ちょっと夏っぽく浴衣だの、甚平だのでめかしこんで。
でも、まあ僕のひと言ですべてが台無しですよ、
「蛍ってケツが光るゴキブリやん」
みんなで仲良く、「うわーーー綺麗」とかなんとか言っちゃって、蛍を見ていたのに、僕のひと言で場が凍りついてしまったことは、
もう僕は一生忘れることはないと思います。
それから蛍を見るたびに、Gが少し頭をよぎるようになったみたいな子もいて、僕としてはやったったぜというより、少し悪いことをしたなという感じです。
それ以来、蛍を見ても「うん綺麗やん」というテンプレのリアクションしかしない、と僕は固く誓ったのでありました。
ちょっと弁解させてもらうと、
僕のなかではちょっとGがかわいそうだったんですよ。だから似たような見た目をしている、蛍を標的にした。
たぶんGの方も思ってると思うんですよ、
「なんでアイツ俺と似たような感じなのに、ケツが光るだけでちやほやされやがって」
みたいな。
画像を載せて、ほら結構似てるやろ、ってやってしまったら蛍にとっては迷惑甚だしいことかもしれないのでやりません。
でも少なからず、僕と同じことを思う人はいるらしく、
ゴキブリが鈴虫のような爽やかな音色を奏でたり、蛍のような幻想的な光を放ったりしたら
少しはゴキブリの待遇は違ったのか、みたいなことを言われているのには泣きました。笑
不憫だよなあ、G。恐竜が栄える前から細々と生きている、圧倒的な生命力を持つ強者なのに。
蛍が見られる時期
この流れで、そこいっちゃうって話なんですが、せっかくなんでいっちゃいましょう。蛍が見れる時期。
一般的に、5月後半から梅雨にかけてが蛍が一番見れる時期と言われています。
蛍にも種類があって、ゲンジボタルは5月から7月、ヘイケボタルは6月から8月に見られるそうです。
蛍は基本的に、湿度が高く暖かい気温を好み、雨や風のない穏やかな夜に、水辺に行くとみられるかもしれません。
また、地域によっては蛍祭りなるものが開催されているようなので、住んでいる地域で蛍祭りがあるのなら行ってみるのもいいですね。
その際、決して
「蛍ってケツの光るゴキブリやん!!」
とは言ってはいけません。
蛍は成虫になってから1、2週間しか生きられない、とても儚い生き物です。
だから、幻想的な光を出して、私たちを魅了してくれるのかもしれませんね。セミはうるさいだけですけど。(またやっちゃった笑)
それでは、どうもありがとうございました。