世界で最も貧しい大統領ムヒカさんの名言に泣いた!!
どうも、こんにちは。
みなさんはウルグアイの前大統領のムヒカさんをご存じでしょうか。大統領という地位にありながらも、大統領公邸ではなく、首都郊外の農場にくらし、とてもつつましやかな生活を送っているため、「世界一貧しい大統領」として知られている方です。
また、収入の大半を寄付し、生活費として残すお金は約10万円ほどで、個人的な資産は、友人たちからの贈り物である、古いフォルクスワーゲンのビートルだけだそう。現在は惜しまれつつも大統領を退任したそうですね。
世界で最も貧しい大統領ムヒカさんの名言
そんなムヒカ前大統領なんですが、個人的にこの方の思想が好きです。
そこで、ムヒカ大統領のことばをいくつか紹介したいと思います。
「私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです」
出典:「世界一貧しい」だけじゃない、ウルグアイのムヒカ大統領の素顔 | BUZZAP!(バザップ!)
「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
「私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?」
出典:リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ:ムヒカ大統領のスピーチ (日本語版)Hana.bi | Japan+You
僕の所感
たぶん、今生きているこの世界はどこかがおかしい、なにか違和感を感じて毎日を生きている、という人ってけっこういるのではないでしょうか。
少なくとも僕は、この世の中に対して、違和感というものを多少なりとも感じています。
だって、考えてみると、必要以上に必要ないものをつくる、過剰なサービス、それらのためにあるような無駄な仕事を毎日している、しなくてもいい仕事のせいでたまったストレスを発散するために過剰なものの消費、結局のところ僕たちは何がしたいんだろうって思ってしまいます。
言ってしまえば、無駄なことして無駄に疲れて、おバカなことやってるなっていう感じです。
政治というものは、建前であって大衆のためのものではないっていうのは、もはやこの世の常なのかもしれませんが、このような考えを持っている方が一国の大統領をされていたというのは、とてもすごいことなのだと思います。
日本に関しても、戦後から発展だ、発展だとみんながアメリカ型の大量生産・消費社会に憧れ、発展をしてきました。ですが、今日の若い世代の人には徐々に変化が出てきています。
僕もいちおう若い世代でさとり世代などと揶揄されているわけなんですが、ここで少し言いたい。欲がないわけじゃないし、モノがいらないわけでもない、でも、必要以上に生産して消費して、高級なものを欲しがって、それの無限ループ、異常なのはどっちなのかっていう話です。
たぶん、私たちが選択してきた、今の社会のあり方って絶対的に間違っていると思うんですよ。でも、だからすべてがだめかっていうとそうでもなくて、気づいてしまえばおかしいことがあっても、それが常識として世の中に蔓延しているからだめなのであって、そこに僕たちが気づいてどうにかしていかないとだめだなあと思うわけです。
経済に関しても、もはや紙幣を刷って刷って市場に流して延命しているにすぎない状態ですよね。
まとめ
2015年も終わりの今、これから世界は大きく変わっていく、いや、変わっていかないといけない転換点に来ているんだと思います。僕はこれからの人類の進歩は、内面の進歩なしには起こり得ないと考えます。
僕自身もいろいろと欲にまみれてはいるんですが、ムヒカ大統領のことばを胸に刻みつつ、自分のあり方を考えていかなければなあと思います。
それでは。ありがとうございました。