店ないし田舎ってクソだわ、って言いつつチェーン店に行列つくるやつってなんなの??
買い物も立派な投票行為です(白目)。
投票というと、最近ではアメリカの次期大統領がトランプさんに決まりましたね。
いろんな意見があると思いますが、主に日本のメディアからしか情報を得ていない僕が何を言っても的を得ないと思うので…。
ところで、よくテレビなんかで地方の県に大手コーヒーチェーンがついに出店、的な奴が放送されるじゃないですか。
僕、めちゃくちゃあれ嫌いなんすよね。
田舎には店がない
田舎といっても、限界集落みたいな人がいないガチ田舎じゃなくて、東京なんかの都市部とくらべると田舎、地方の話です。便宜上田舎と言いますが。
僕の地元なんかも、そんな田舎にあたるんですけど、友だちと地元であったりすると、よく「どこ行こうか。あんま店がないよね」っていう会話になるんです。
地元でも中心部にあたる駅周辺は、人の往来がそこそこあり、まあ田舎といえば田舎だけど、住んでてちょうどいいよね、くらいの感じです。
それでも、長年そこに暮らしている人にとっては、選べるほどの店がないんですよね。
そのくせ、コンビニ・喫茶店・居酒屋、種類はまあいろいろありますけど、けっこう大手チェーンは普通に店舗を増やしているんですよね。
この間も、某カフェチェーンが初出店して、店舗を増やしていっています。
冷静に考えるとわかりますけど、大手チェーンが出店すれば、それだけ個人経営のお店は困りますし、このままの流れでいろいろなお店が地方にもやってくれば、田舎はチェーン店ばっかりになってしまいます。
なんだか、これが市場原理主義なのか、とちょっと小難しい言葉をひしひしと実感しています。
買い物も立派な投票行為
田舎には店がない、田舎者だったら誰しも発したことのあるセリフだと思います。
でも、それって結局、田舎に住んでいる自分たちがつくっている環境でもあると思うんですよね。
食べ物の話にすると、地元でとれた野菜を買うのか、安い海外産の野菜を買うのか。
小さな差かもしれないですけど、それが積み重なって、僕らの生活を作っているのだと思います。
田舎には店がないよね、と嘆くくらいだったら、チェーン店なんか追い払ってくれるわ、くらいの気概がないとそんな状況は一ミリも変わらないですよね。
人も資本もないぶん、そんな状況が進めば、田舎ってとても無機質な場所に向かっている気がしてならないです。
ところで、香川県というと、うどんというイメージが強いですが、香川県に某うどんチェーンが出店したところ、3年ほどで閉店したそうです。
香川県が特殊ということももちろんありますが、自分たちの大事なものは自分たちで守っていかないといけないですよね。
まとめ
以上、買い物も立派な投票行為という話でした。
地元に残ってる頭スッカラカンの連中(口悪いねw)が、「田舎って店ないしクソだわ」「あそこのデパートに〇タバ入ったらしいよ、行こうよ。」「〇タバ行列ヤバw」みたいな感じで、ちょっとアレだな、と思ったので書いてみました。
意外と目を向けられないところかもしれないですけど、僕ら市民層に与えられた最強の武器って、ある意味、不買なのかもしれないですよね。
それか、預金を全額タンス預金にしちゃうとか。
僕はなにと戦ってんすかね。笑
自分の消費行動を見つめ返す、誰でもできることだと思うので、何か信念がある人は見つめ返してみてはどうでしょう。
それでは、ここらへんで。どうもありがとうございました。