KLOG

毎日の生活を豊かに

安定したミックスボイスを出すには、使う息の量と脱力に注目しよう!!

どうも、1人カラオケ中毒者の僕です。

「そこそこ太いミックスボイスで歌えるようになってきた」という時期は、太い声を維持しようとするあまり、ついいろいろな力を入れてしまいがちだと思います。

その結果ミックスボイスに安定感を欠き、声が表返ってしまったり、なかなか思うようにうまく歌えないということが僕はありました。

今回は安定したミックスボイスで歌うためには脱力が重要なんじゃないか、ということについて書いていきたいと思います。

f:id:nishi-kaoru:20161001210654j:plain

 

そもそも喉を閉めるとは

ミックスボイスを出すためには、喉を適度にしめましょうという表現がされることがあります。

確かに、ミックスボイスを出すにあたって、喉をしめるということは間違っていないと思います。

しかし、ここで言う喉をしめるというのは、間違っても喉を絞めるということではなくて、声帯をバランスよく閉じましょうということだと僕は思います。

僕自信も以前は地声を張りあげて無理やり高音域を出していたので、いわゆる喉絞めに陥っていたことがあります。

声帯をバランスよく閉じる感覚は、やはり喉を絞める感覚とは違います。

声帯はきっちり閉じますが、余計なところには力をいれない、閉鎖と共鳴のバランスがきれいなミックスボイスを出すためには重要なのだと思います。

 

安定したミックスボイスをだすためには

そこそこ太いミックスボイスが出せるようになってくると、「もっと太く、もっと太く」という思いがすごく強いので、つい余計な力を入れてしまいがちです。

こういった時期においては、地声から喚声点を超えてミックスの音域に入ると、つい力をいれてマックスのミックスボイスを出してしまいがちです。

これでは、より高音域に行くにしたがって疲れてきつくなってきてしまうし、曲にも抑揚がなくなってしまうと思います。

また、声を太くしようという思いから、全力で腹から喉に空気を送ってしまいがちです。

しかし、きれいなミックスボイスを出すにあたって、必要な息の量はそれほど多くいらない、と僕は感じています。

適当な閉鎖と共鳴のバランスがとれていれば、息の量を多くして意識して声を大きくせずとも、自然と声というものは出てしまうものです。

曲のサビで迫力を出したいというところでは、少し大げさに力をいれているように見せてもいいのかもしれないですが、喚声点付近では使う息の量に注意すること、力みすぎず自然に出てくる声に任せること、が重要ではないかと感じています。

 

今一度ミックスボイスを出すときに使っている息の量に注目してみる、これがミックスボイスに安定感が出ない人にとっては必要だと思います。

使う息の量に注目し、それが掴めるようになってくると、安定した発声ができて、余計な力も必要なくなってくるので余裕が出てきます。

声を太くすることと、息の量を減らすということは、一見すると矛盾しているかのように思われますが、意外と密接な関係にあることだと僕は思うので、ミックスボイスに安定感が出ないなという人は、ぜひ息の量に注目してみてください。

 

まとめ

発声の方法にも、人それぞれ感覚があって、やはり自分でやってみないとわからないことも多いと思います。

なので、とにかく考えて、それを試してみて、自分の歌を確立していくしかないのだと僕は思っています。

ミックスボイスの発声の方針が間違ってないなら、とにかく練習あるのみですね。

それでは、どうもありがとうございました。