ミックスボイスは裏声?地声?僕なりのミックスボイスの出し方と練習方法。【男】
どうもみなさん歌ってますか。僕はもう毎日歌っております。
今回は僕なりのミックスボイスの出し方、僕がミックスボイスを出すために取り組んだ方法について書いていこうと思います。
いちおう最初に書いておきますが、僕はきちんとした発声の知識を持ち合わせているわけではないですし、ボイストレーナーの方から教えをうけているわけではありません
あくまで、素人である僕が僕なりのやり方で気持ちよく歌える歌声を求めていった方法であることを強調しておきます。
それではいきましょう。いちおう目次を。
<目次>
僕が考えるミックスボイス
まず僕がミックスボイスというものをどう解釈しているか。
だいたい歌を歌っていて高音が出ない、ネットで検索してみるか、
「カラオケ 高音 出し方」とかで検索した結果、ミックスボイスやミドルボイス、ヘッドボイスといったものに行きつくものだと思います。
それでなんだかミックスボイスを習得すると、めちゃくちゃ高音が出るみたいな、魔法の発声方法みたいに期待してしまうわけです。
僕もそうでした。笑
ネットで検索するとミックスボイスは地声でもないし裏声でもない、第三の声だ、みたいな情報もあって、もうなにがなにやらわかりません。
いろいろと試行錯誤を重ね、僕がたどりついたものは、すべての人の喉の構造も違うし、人それぞれ感覚が違うというのは大前提ですが
ミックスボイスというものは、ミックスボイス=裏声という考えです。
中音域から高音域にかけては、裏声をベースにそこに太さや硬さを上手く加えていくことで地声のように聞こえる裏声、で発声しましょう、というやりかたです。
「ミックスボイスは響きが地声だし、やっぱり地声なんだ」とか「僕は喉が強くないから高い声を地声で出すのはやっぱり無理なのか」と、とにかく地声にこだわっていた時期が僕にもありました。
でも、考えてみてください。
裏声できれいに出せない高さの音が、地声で出せると思いますか?
どう考えても無理ですよね。そもそもの考え方が間違ってたんですよ。
そりゃまあ、地声で何時間もライブやったり、普通にhiAとかhiBとか連発してらっしゃる方々もいることにはいますが、それはたぶんごく稀な例であって、化け物じみた方々です。
僕のようなひ弱な喉の持ち主が真似すると、間違いなく喉を壊します。
僕なんか地声を張り上げると3曲、いや曲によっては1曲で声枯れますからね。
そんなこんなで開き直って、徹底的に裏声を鍛え、いろいろな裏声の出し方を研究していくうちに、
地声のような響きをもった裏声をだせるようになり、歌っている最中もあたかもひっくり返っていない(実際は中音域で裏声の喉に移行しているので感覚としてはひっくり返っている)ようにみせかけながら、
いままで苦労していた音域の曲も比較的歌えるようになりました。
今では、よほど難しい歌とか、ONE OK ROCKとかUVERworld、T.M.Revolutionとか高音系の歌手の歌じゃなければ、ほとんど歌えない歌はなくなりました。
(実際ワンオクとかウ―バーとか歌えなくもないけど、人前で歌えるようなレベルではない笑)
なので、今ではとても歌うのが楽しくて、ミックスボイスを出せるようになるとそれがどんどん洗練されていくっていうのを実感しています
(なんか胡散臭い通販広告みたいになっちゃったけど、これはマジ)
こちらの記事で僕がミックスボイスを出すために参考にした書籍・サイト、便利グッズなどを紹介しています。
僕がミックスボイスを習得するために参考にした書籍・便利グッズなどを紹介
僕なりのミックスボイスの出し方
僕が考えるミックスボイスは前述したように裏声。
だから、徹底的に裏声、裏声、裏声。裏声をとにかく鍛えるのです。
声帯を閉じて声に硬さを加えるとか、鼻腔共鳴やその他共鳴を意識して声に太さを加えるとか、小難しいことは後で考えればよろしい。笑
もうとにかく裏声を毎日出すこと。
米良さんみたいな裏声でもののけ姫歌えますか?、平井堅さん森山直太郎さんみたいな綺麗なファルセットが出せますか?、
まず徹底的に裏声を鍛えることが有名なボーカリストの方に近づくためには必要だと僕は思います。
僕みたいにもともと裏声が出せなくて、裏声に慣れてないっていう人は、
女性ボーカルの歌を原曲キーで裏声で全部歌えるようにする、っていうのを目標に裏声を鍛えていったらいいと思います。
その際気を付けることは、とにかく楽に発声できるようにすること。喉を絞めて、金切り声で裏声を出しても意味ないです。
でも、この辺は人によって感覚が変わってくると思うので、自分の感覚を大事にした方がいいように思います。
裏声を鍛えている中で、なんだか喉に違和感があるなあとか、これは喉を壊したか、と思うことが僕もなんどもありました。
そういう試行錯誤を繰り返して、力を入れずに楽な裏声の発声を求めていくことが後々ミックスボイスをだすためにも重要になってくると思います。
とにかく裏声を鍛えましょう。
ある程度裏声が鍛えられてくると、そこそこ太い裏声が出せるようになってくると思います。意外とその声で歌ってもイケんじゃね、みたいな。
その段階にきたら、僕は裏声で出せる音を徐々に下にもってくるように練習しました。低音域の裏声をだすというやつです。
最初は裏声で出せない低音でも、練習していると意外とだせるようになりました。
しかし、徐々に下がってくるにつれて、絶対に裏声では出せない低音にぶつかります。それがいわゆる喚声点ですね。地声から裏声に切り替わるとこです。
この喚声点で僕も悩みました。声が裏返っているのがバレバレなんですね。
ここでなにやら悩む期間があったんですが、いろいろと試行錯誤した結果、声の響きを意識することにしました。
裏声で低音域に下がってくるにつれて、低音域では頭ではなくて、どちらかと胸や喉の下のあたりを響かせるということに気づきました。
そこから、響きに意識を置いて練習していくと、徐々に裏声に太さが生まれ、自然と喚声点に差し掛かっても、
地声と同じような太さをもったまま裏声=ミックスボイスへと移行できるようになっていきました。
詳しいことは自分でもよくわからないんですが、低音域の裏声を練習したというところがキーだったのかなと思います。
高音の裏声はある程度喉を絞めて金切り声を出せば、音自体はでます。
ですが、低音域の裏声は力を抜いてリラックスしていないと出ないような気がします。
ここでは便宜上、低音域の裏声としましたが、音域表で見ると僕がミックスボイスに移行するのが低音域から中音域に差し掛かったあたりです。
人によって喚声点が違うのは間違いないんですが、裏声がある程度出せるようになってきたら、
裏声で出せる低い音も練習する、ということが大事なのは間違いないと思うので、低い裏声を練習しましょうというふうにしました。
こちらの記事では今までの僕の歌声がどのように変わってきたかを語っています。
僕は今の歌声にたどり着くまでに、いくつかの段階を経てきたので、少しでも参考になればと思います。
僕の歌声の変化の過程。僕がミックスボイスを出せるようになるまで
まとめ
徹底的に裏声を練習し、裏声で出せる音を下げていく。
その過程でなにやら裏声は裏声なんだけど、太い声がだせるようになってそれがミックスボイスなのかなと、僕はそんな感じでした。
感覚の話なので、伝えるのが難しいと思うんですが、僕のミックスボイスは、
- ひっくり返っているから裏声発声の喉の状態
- 声帯がきゅっと閉じて、なんだか喉仏の下のあたりがちょっとくぼんでる
- 鼻腔が振動していて、首の後ろ側になんだか支えがあるような感覚
- なんか口とか鼻とか喉とか頭とかいろいろ響いてとにかくうるさい(笑)
といった感じですね。
ミックスボイスらしきものは出せるんだけど、声量が足りなくて物足りない感じとか、ミックスボイスの裏声感が消えなくて弱々しい感じっていう人がいますが、
それはやっぱり響きが問題なのかなと思います。
たぶんそこそこきちんとしたミックスボイスが出せるようになるとまちがいなくうるさいです。笑
僕もせまいカラオケルームなんかだと、マイク通さなくてもわりと声が通ります。
とにもかくにも、裏声。とにかく裏声を鍛えること。
リラックスして力を入れずに出せる裏声、低音域でも響きのある裏声。
裏声が歌声なんだというくらいで、裏声を鍛えていると自然と喚声点も目立たなくなって、ミックスボイスが出せるようになってくると思います。
また、なにか個人的に思うことがあったら別に記事にしようと思います。それでは、みなさん音楽を楽しみましょう。
ありがとうございました。